ファンネルは漢のロマン!!慣性吸気でBEATの馬力は上がるのか!?

BEAT

漢ならファンネルでしょ!

こんにちは、キリンです。

今の車は電子制御てんこ盛りで、吸気系もキャブレターでは無くインジェクションになっています。

キャブレターの時代、パワーアップのためにエアクリーナーを取っ払うカスタム方法がありました。

吸気抵抗が減って吸い込む空気が増えるので「馬力が上がる」という理屈なんですが、

厳密には吸気が増えた分、キャブのセッティングをしないと馬力が上がる訳ありません。

吸気音が大きくなって馬力が上がった気分になってただけなのは、良い思い出です。

しかし!直キャブにファンネルが付いているルックスは、馬力は上がらずとも気分は上がりました。

1992年ホンダF-1エンジンのファンネル(引用元:F1motaspogp.com

今回は、漢のロマン「ファンネル」を僕のビートに注入してあげます。

ファンネル理論

ファンネルとは英語で漏斗(じょうご)のことで、簡単に言えば片方がすぼまっている筒です。

この筒を吸気の穴に付けてあげることで、空気を吸い込みやすくすることができます。

また、空気にも重さがあるので慣性力が働くため、ファンネルの直径や長さによって、

エンジンのどの回転域で効果を高めるかに影響してきます。

一般的には細くて長いと中低速に効果があり、太くて短いと高回転で効果が出ると言われています。

ビートのスロットル部分もスムーズに空気が流れるようにファンネルのような形状になっていますが、

アフターパーツのファンネルを追加することで、より吸気効率を上げてやるのが今回の目的です。

ビート用のファンネルは、ヤフオクを中心にアフターパーツがたくさん販売されています。

ヤフオクで購入したファンネル。9,000円

ボクが購入したファンネルは、ロングタイプとショートタイプを交換できるタイプです。

ファンネルを吸気口に直接叩き込むタイプもありますが脱落が心配なので、この仕様にしました。

ファンネルの取り付け

リヤのメンテナンスリッドを開けて、エアクリーナーエレメントを取り外します。

中央の2本のボルトを取り外して、ベースプレートを取り付けます。

ノーマルの状態
ベースプレートを取り付けました

ファンネルはロングとショートの2種類ありますが、街乗り中心なので中低速のトルクUPを狙って

ロングタイプを取り付けます。

ファンネルを取り付けました

レーシングエンジンの雰囲気が漂いますね!しかし、隠れて見えなくなるのが残念です。

ファンネルの効果は如何に?

エアクリーナーを元に戻してテストドライブですが、その前にコンピューターをリセットします。

やり方は、リアトランク内ヒューズBOXにあるECUヒューズを10秒程度外して元に戻せばOKです。

ワクワクしながら走り出してみます。

「・・・」

正直に言いますと、乗りはじめてスグに大きな変化は感じられませんでした。

ボクが鈍感だから?

言い訳させてもらうと、コンピューターが学習するために、しばらく走行する必要があるようです。

その後、通勤で50km程走った辺りから、ゼロ発進の時にトルクが上がっている様な気がしてます。

まぁイイんですよ、ファンネルは漢のロマンですから。

ファンネル装着のまとめ

漢のロマンでファンネルを取り付けて見ましたが、体感では劇的な変化は感じられませんでした。

シャーシダイナモで馬力を確かめられればイイのですが、そこまでする必要はないかな。

取り付けたファンネルはロングとショートを交換出来るので付け替えてみて遊んで見ようと思います。

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