定番の不具合が発生
こんにちは!キリンです。
先日、イグニッションコイルとプラグを交換しました。
久しぶりにメンテナンスリッドを開けましたが、
オイルが滲んでいるではないですか!
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/01-engine-room2.jpg)
オイルとホコリが混ざってベットリ汚れています。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/02-oil-leake.jpg)
実はこれ、アクティやバモスのエンジン
「E07Z」では定番のトラブルです。
「E07Z」エンジンの一つ前、「E07A」では
点火にディストリビューター、
通称「デスビ」を使っていたので
カムカバーの横に「デスビ」がついていました。
「E07Z」からは点火方式が
ダイレクトイグニッションになったので
デスビが要らなくなり、
その穴を塞ぐためのフタが付いています。
このフタのOリングが劣化して
オイルが滲んでくるのです。
アクティ・バモスでは定番の不具合なので、
焦ること無く、部品を交換していきます。
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交換部品は500円
部品名は「タペットサーキュラープラグ」です。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/09-genuine-parts.jpg)
モノタロウで税込み516円でした(2024年3月時点)
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/10-genuine-parts-2.jpg)
ホンダ純正の他に「大野ゴム」さんでも同等品を販売されています。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/11-genuine-parts-3.jpg)
交換方法
マイナスドライバーでプラグをこじって外していきます。
エンジンに傷を付けないように注意しました。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/04-remove-cap1.jpg)
ジワジワこじっていくと
プラグが浮いてきました。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/05-remove-cap2.jpg)
全周をまんべん無くこじっていくと
プラグが外れました。
オイルが垂れて落ちるので、
下にオイル受け等を準備しましょう。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/06-remove-cap3.jpg)
外したプラグはOリングの先端が潰れて
平坦になっているように見えます。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/07-old-cap.jpg)
エンジン側です。
スラッジの様な汚れカスが付いています。
ウエスで掃除しておきました。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/08-eng-side.jpg)
外したプラグと新品の比較です。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/12-compar-old-vs-new-1.jpg)
あまり違いがわかりませんが、
古い方は、Oリングの外径が
新品よりも少し小さい様な気がします。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/15-old-vs-new-parts.jpg)
新品のプラグを取り付けます。
スムーズにセットできるように、
Oリングにはシリコングリスを薄く塗りました。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/16-apply-siricon-grease.jpg)
もとの場所にプラグをはめ込みます。
少し奥まっていて狭いのと、
押し込む時に意外と硬いので
少し手間取りましたが
なんとかはめ込む事ができました。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/17-set-new-cap-926x1024.jpg)
オイル汚れを掃除していきます。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/18-cap-set-comp.jpg)
パーツクリーナーと真鍮ブラシで
オイル汚れをかき落としました。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/20-finish.jpg)
キレイになりました。
これでまたオイルが滲んでも直ぐに分かります。
まとめ
過走行のアクティ・バモスでは定番のオイル漏れが発生しました。
設計上、仕方のないトラブルですし部品も安いので、
10万kmを超えたアクティ・バモスは
一度点検しておくことをオススメします。
![](https://yzkirin.com/wp-content/uploads/2024/04/21-odo-meter.jpg)
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