アクティバン/バモスの車高を落としたい その4

アクティバン(HH5)
befor after

ローダウン実行(リヤ編)

フロントに続いてリヤの作業を進めます。

まずはジャッキアップしてウマをかけます。

リヤをジャッキアップ。ミッドシップなのでフロントに比べてかなり重たいです。

アクティバンのリヤサスペンションはリジッドタイプです。

リーフスプリングでリヤアクスルを吊り下げているシンプルな構造なので、

ローダウンするには逆組みしたスプリングに交換すればOKです。

スプリングを取り外すために、アクスルとスプリングを固定している

4個のナットとリーフスプリング前後のボルトを外します。

スプリングとアクスルを固定している部分。リーフスプリングの前後のボルトも外します。

リーフスプリングの取り外し

リーフスプリングとアクスルを固定している4箇所のナットを外します。

この時アクスルをジャッキで支えておきます。

そうしないと ドライブシャフト と リヤショック で

リヤアクスル を保持することになるため、

ドライブシャフトとショックに負荷を掛けないようにしておきます。

リーフスプリングのフロント側です。赤丸の部分のボルトを外します。
リーフスプリングのリヤ側です。赤丸のナットを外します。(錆びてるな~)

この作業をするときは リヤバンパー を外した方が

作業性が良くなるので、外しましょう。

私は横着してバンパーをつけたまま作業してましたが

バンパーが無い方が作業がスムーズに進みます。

リーフスプリングが外れました。工具の散らばりが苦労の跡を物語っています。

フロント側のボルトは直ぐに取り外せましたが、

リヤ側は車体とスプリングを連結している部品(シャックル)のシャフトが

錆びで抜けないので取り外しに苦労しました。

ネットでも同じ作業の記事を見ましたが、皆さんサビで苦労しています。

うちのアクティは左側の錆が特にひどかったです。

右側はさほど錆びていなくて簡単に外れてくれました。

錆びたシャックル。錆でシャフトの直径が太ってしまい抜けなくなってました。

バネを外したらリヤアクスルを支えているジャッキでバランスを取りながら、

逆組したスプリングに付け替えます。

この時バンプラバーはバモスの「ローダウンパッケージ」のものを取り付けます。

ローダウンするとサスペンションストロークが少なくなるので、

アクティ純正のバンプラバーではすぐに底づきしてしまうためです。

純正部品は

「52531-S8R-004」

1個2,500円位です。

左がアクティ純正。右がバモスのローダウンパッケージのバンプラバー。

リヤのショックはトヨタ流用で決まり

スプリングを組み替えたらリヤショックを取り付けます。

しかしリヤのショックはオイル漏れしていて

既に寿命を迎えているので新品に交換します。

ホンダ純正品は高いので、KYBの純正同等品に

するつもりでした、ネットの情報でハイエースの

フロント用ショックが流用できる事がわかりました。

ハイエースフロント用ショック。KYBの品番は「KSF2134」。楽天市場で1本3,905円(安い!)

ハイエース用の方がひと回り太いので

ダンパーの効きもよさそうです。

このショックにはゴムのブッシュも

セットになっているのでお得です。

純正との比較。左がハイエース・フロント用。右が純正。

しかし取り付けるには2箇所加工が必要です。

1箇所は下側のカラーです。

幅がハイエース用の方が4mm広いので削ってあげる必要があります。

アクティ:28mmに対して、ハイエース用:32mm。

幅を4mm詰めないといけません。

左が加工前(カラーの幅32mm)、右が加工後(カラーの幅28mm)

フライス盤などありませんので、ハンドグラインダーでカラーの両面を2mmづつ削ります。

注意する点は、削る時の熱でブッシュのゴムが焼けないようにしました。

冷ましながら少しずつ削って行きます。

2つめの加工箇所は、カラーの内径です。

ハイエース用のブッシュの穴径はΦ12mmですがアクティはΦ10mmです。

内径を合わせるためのスペーサーカラーが必要になります。

ここには、2輪のアフターパーツメーカー「キタコ」から発売されている、

汎用のカラーを入れる事で解決できます。

品名が「キタコ コンビネーションカラーΦ10/12✕25」(品番:0900-093-90005)

アマゾンで1個197円で購入しました。(2個必要です)

リヤの車高はどれ位落ちたのか

なんとかリーフスプリングを組み替えて、ショックもハイエース用に交換できました。

純正風に見えて、実はカスタムしてあるのが自己満足ポイントです。

リヤバンパーとタイヤを元に戻してどれ位車高が落ちたのかドキドキしながらジャッキを下ろします。

ローダウン完了!いい感じに車高が落ちました。

ノーマルからどれ位車高が下がったのか比べてみます。

左がノーマルで右がローダウン後。

ノーマルとローダウン後を比べるとタイヤとフェンダーのクリアランスが小さくなっていい感じです!

具体的な数値では、フロントが約ー5cm、リヤが約ー6cm下がりました。

ノーマルと比べるとかなり車高が下がっています。

しかしノーマルと比べなければローダウンしているようには見えません。

理想の車高になりました。

乗り心地はいかに

さっそくテスト走行に出発するためアクティに乗り込みます。

5cmも車高が落ちているので、乗り込むのがとても楽になりました。

ローダウンのメリット1つ目です。

しかし走り出してすぐにデメリットが現れます。

跳ねますね

やはりというか当然ながら、路面の凹凸を拾います。

リヤのスプリングは逆組みでプリロードを掛けているのと同じなのでリヤがピョンピョン跳ねます。

ストロークが足りない感じですが、なんとか許容範囲ではあります。

許容範囲だと思いたい願いが通じたのか、

走り出して5分位で慣れました。

乗り心地と見栄えの良さをトレードした結果ですね。

ローダウンした方が断然カッコよくなったので、結果オーライです。

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