伝説のマフラー ”魔夢管”
こんにちは、キリンです。
ホンダ・ビートにはアフターパーツのマフラーがたくさんありますが、
中でも「魔夢」さんが個人で製作された通称「魔夢管」は
とてもイイ音がするマフラーとして絶大な人気があります。
「魔夢管」はヤフーオークションに出品されているのですが…
出品されても、毎回高値の競り合いになってしまうので
入手することはできませんでした。
そんな時、ビート仲間の一人が魔夢管を持っていることが判明!
念願の魔夢管をレンタルさせてもらうことになりました。
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まずは魔夢管チェック
これが憧れの「魔夢管」です!
なかなかお目にかかれないマフラーなので、
このチャンスに隅々までチェックしていきます。
まずは重さから。
測ってみると5.8kg。
純正が約10kgなので40%位軽いですね。
次にパイプサイズ。
フランジからサイレンサーまでのパイプサイズは外形 Φ42.7mm 。
サイレンサーは楕円型で長さは300mmです。
サイレンサーを出てからテールエンドまでのリヤパイプも
フロントパイプと同じΦ42.7mmです。
最後にマフラーエンド。
Y股部分はΦ42.7mmで、デュアルの出口はΦ50.8mmです。
レンタルした魔夢管が、製作後どれくらいの年数経過しているのかは分かりませんが、
表面は排気の熱で焼けていますし、傷や凹みも所々に見られます。
クラックによる排気漏れを発見!
金属は熱が加わると膨張して冷めると収縮します。
マフラーも排気ガスの高温で膨張・収縮を繰り返すのと、走行中の振動で、
長期間使っていると、金属疲労によるクラックが入る事があります。
この魔夢管もリヤパイプとサイレンサーを固定するステーにクラックがありました。
排気漏れしてます。
このままではマズイので修理が必要です。
クラックをTIG溶接で修理
クラックはTIG溶接で修理します。
排気漏れしているので、ワイヤーブラシで汚れを落とし、
パーツクリーナーで脱脂してから溶接していきます。
30mm程度のクラックなので、あっという間に修理完了です。
お試し走行
修理を済ませた魔夢管を取り付けます。
いいねぇ!
アイドリング音量
装着後、音量を測定してみます。
騒音レベルは 79.4dBでした。
ガレージ内でエンジンが冷えた状態のアイドリング音量です。
暖気後に屋外で測定すれば、もう少し音量は下がると思います。
近接騒音レベル
次に、近接騒音レベルを測ってみます。
近接騒音レベルは 102.4dB。
ボクのビートはエキマニと触媒が社外パーツなので、
純正と比べて2dB程、音量が高くなります。
エキマニと触媒が純正ならば、100dB位の音量になると思います。
走行フィーリング
装着後、動画の撮影も兼ねて近所のテストコースに走りに行きました。
街乗りの低速~中速域もトルクがあって乗りやすいですし、
アクセルを踏んでいっても、レッドゾーンまでストレス無く吹け上がってくれます。
なによりも5000rpmから上のサウンドが最高です!
雑味のある音は消されていますが、カーンと響く気持ちのイイ音が強調されている印象です。
「魔夢管」の人気がある事が納得できるテスト走行になりました。
まとめ
世のビート乗りから絶大な評価を受ける「魔夢管」。
友人の魔夢管をレンタルしてのお試し走行でしたが、
自分のビートで魔夢管を体験出来たのはいい経験になりました。
快く貸してくれた友人に感謝です。
ボクもいつの日か、魔夢管みたいなマフラーを作れるようになりたいですね!
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