ビートのマフラーを大改修!エビ管を駆使して「抜け」と「見た目」を大変更

BEAT
ワンオフマフラーの抜けの改善とイメージチェンジを行いました

ワンオフマフラーを改修します

こんにちは!キリンです。

私が以前、製作したマフラーを

愛用してくれている

ビート仲間のPさんから、

「もっとヌケを良くしたい!」

と相談をいただきました。

Pさんのビートは、

最近リビルドエンジン

に載せ替えられたのですが、

これが驚くほど絶好調。

そのパフォーマンスをさらに引き出すため、

高回転域の効率化を目指します。

あわせて「見た目のイメチェン」も

オーダーいただいたので、

気合を入れて取りかかります!

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こだわりの「エビ管」セクション

排気効率を上げるために、

触媒出口からタイコ(消音器)に繋がる

フロントパイプをワンサイズ太く変更します。

ビートの場合、フロントパイプは

3箇所の曲げ加工になっていることが多いです。

僕がこの部分を作るときは、

市販の曲げパイプを繋ぎ合わせて作っています。

しかし、今回は2つ目と3つ目の曲げの間隔が

非常にタイト。

市販の曲げパイプでは曲げ半径が大きくて

スムーズなラインが出せないため、

「エビ管」で製作することにしました。

パイプを細かく輪切りして溶接するこの手法。

仕上がりがエビの殻のように見えるので

「エビ管」と呼ばれていますが、

まさにワンオフの醍醐味です。

精度が命。地道な「修行」の工程

エビ管作りは、地道な作業の積み重ねです。

例えば、90度のカーブを6分割で作る場合、

90度÷6=15度

となって、図のように

1個のピースが15度なので、

実際にパイプで再現すると

図のようにカクカクした形状になります。

挟み角が15度なので、

カットする角度はその半分の

15度÷2=7.5度になります。

パイプを切るたびに180度反転させて、

突き出し量を調整する。

これを必要な数だけ繰り返す。

まさに修行のように手間のかかる作業ですが

・曲げ形状をミリ単位で調整できる

・丸い断面を維持できる。

※ベンダー曲げでは、曲げ部分の断面が

若干楕円になってしまう。

といったメリットがあります。

仕上がりを左右する「下地作り」

パイプをカットした後は、徹底して

「バリ取り」と「面出し」を行います。

パイプの合わせ面に少しでも隙間があると、

溶接の時に穴があいてしまうからです。

パイプ同士がピタリと密着するように

ベルトサンダーで仕上げていく作業は

地味ですが、エビ管の仕上がりを左右する

大切な工程です。

ブラックタイガー現る

マスキングテープで仮組みしたパイプを、

治具に固定して本付け溶接します。

ここで失敗すると、溶接時の熱歪みで

車体に取り付かなくなるので、慎重に作業します。

焼き色の付いた姿は、まさに

ブラックタイガー!

バフで磨いて、フロントパイプは完成です。

バフ掛けのビフォアフター

出口は「カチ上げ」2本出し

続いて出口の改修です。

Pさんのリクエストは、

「ハス切り2本出しを斜め上にカチ上げたい」

というワイルドな仕様。

40度の曲げパイプで「二股部分」を製作、

出口には60度曲げをベースにした

「ハス切りパイプ」を斜めに寝かせて配置します。

角度を微調整して仮付けして一気に本溶接!

斜めにカチ上ったハス切りパイプがアメ車の

ホットロッドの様な雰囲気でイイですね!

メンテナンス性を考えて一工夫

タイコと出口を繋ぐラインも、

狭いスペースを縫うように「エビ管」で

トグロ形状にレイアウトしました。

ここで一工夫。

出口が大きくカチ上がっているので

タイコとテール部分を溶接してしまうと

リアバンパーが装着できません。

そこで、タイコとの接続部にフランジを付けて

分割式にしました。

さらに、テール部分の重量(約700g)が増えた

ので、牽引フックを利用したサブステーを追加

して、振動による割れを防ぐ対策も万全です。

仮組したサブステー

見た目だけじゃない、快音マフラー!

ついに、ハス切りパイプが斜めにカチ上がる

個性満点のマフラーが完成しました!

チラリと覗くエビ管が、

特別なワンオフ感を演出しています。

みた目と同じく気になるサウンドですが

ワイルドな見た目とは裏腹に、

高回転まで淀みなく吹け上がる乾いた快音!

リクエストされていた「ヌケ」も改善されて、

Pさんにも大変喜んでいただけました。

マフラー作りは試行錯誤の連続ですが、

完成したマフラーを喜んでもらえると、

苦労も吹き飛びます。

マフラー作りはやめられないですネ!

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